日本の飲食店の海外での評価はどうなの?

企業における海外進出が盛んな現代において、日本の飲食店への海外からの評価はどのようになっているのでしょうか。
私は、「日本の外食は圧倒的に強い」と感じています。

先日香港へ行き、日本から進出している「銀座鮨いわ」という高級寿司店と鉄板焼きの店を視察しました。
そこで、評価の高さを感じました。
「鮨いわ」は、私のクライアント様である東京すしアカデミーが関わっており、
私の講義する服部学園出身の人材や現地社長の手腕も繁盛の要因ですが、
根本は、日本の外食における実力が世界市場で圧倒的に評価されています。
また、香港の空港に降り立ったらすぐ目に入るのは「味千ラーメン」。
ここにもいっぱいお客様が入っていました。

両店ともメニューなど企業内容が素晴らしいことはもちろんです。
しかし、なぜこんなに海外で評価されるのでしょうか。

これを分析しますと、いわゆる「おもてなし」の文化の強さへたどり着きました。
お客様への細かい気遣いや、自己犠牲を伴った献身的なもてなしが海外の人の心を捉えているのではないでしょうか。
お客様に喜んでいただくためには、積極的なエンターテイメント性だけでなく、「不都合
を無くす」という消極的ではあっても「心地よさ」「安心感」を提供することにも大きな価値があるということを証明してくれました。

料理においてもそうです。
ど派手な演出をしなくても、正確無比な包丁やにぎりの技術など、日本では普通に見えることも、
他国では「おどろき」を提供することができます。

シンプルであることは、海外でも価値ありとされています。
アップルなどシンプルの美を追究する会社がブランド力世界一となってますよね。
つまり、日本の美、価値観は世界に行っても十分レベルの高いものであり、きちん
と実行すればそれ相応、いや日本以上に対価、報酬を受け取ることができるというこ
とを証明してくれました。

これからは寿司やラーメン、天ぷらだけでなく、各ジャンルで一流の企業は、
海外で十分力を発揮する時代となるでしょう。

ここからは、少し話題がズレますが、
では、日本の企業はどのように海外出店を行っていくべきでしょうか。
全ての業界で言えることですが、起業しようとしたときに一番気になるのが「先立つもの」ですよね。

自己資金のみでは、日本以上に大金が必要な場合も多く、現実的ではありません。。
日本の銀行はよほどの大手以外、海外など目の届かない事業に融資はしてくれません。

では一体何を使うのか?
ファンドがベストでしょう!
ファンドとは投資家が事業へお金を出資し、成功して儲かれば元本と
儲けの部分を手に入れるという仕組みです。
通常は2~3年での回収が多いようです。
仮に1,000万投資すると、1,200万くらいになって帰ってくることを期待して投資するというものです。
でもこれは、出店者にとっても投資家にとってもハイリスク・ハイリターンですよね。

最近では、「クラウドファンディング」という小口投資家を多く集めて、
その資金を利用して事業を始めることが流行しているようです。

大口投資の場合、投資家は株主にような立場なので、意見も聞かなければなりません。
しかし、クラウドファンディングでは、発言権の無い投資家がほとんどなので、事業を自分のコントロールで進めることができます。

もちろん、肝心なのはしっかりとした魅力のある事業計画です。
これには実行力のあるオペレーターが必要です。
それがクリアできれば、海外で大きな事業がリスクを抑えて展開できるのです。

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